
こんばんは、きむきむです。
株式トレードの際に損切りもしくは利確として、 逆指値注文を入れる方は多いかと思いますが
みなさんはどこに置いているでしょうか?
今日はそんな事を情弱なりに分析したいと思います。
以下のチャートは、
急騰後に空売りで仕掛けるときの逆指値注文をする時の例です。

ここで大多数の空売り勢が損切りの逆指値注文を入れる場所が、
直近高値のチョイ上。
なぜかというと、
なるべく損切りに引っかかりたくないという気持ちが働くから。
直近高値付近で逆張り圧力がかかる事を期待し、
それを壁のように考えてしまいがちです。
このときの直近高値は2187円だったので、キリが良い株価という事で
おそらく2200円のチョイ上付近に逆指値が溜まっています。
2200円で売りが多く入るかも!という期待を抱くからですね。
でも実はそれをすると逆効果になることが非常に多いです。
上で書いたように、直近高値のチョイ上には大量の逆指値が溜まっています。
そのため、株価が上がっていき、直近高値を1円でもブレイクする事になれば
その大量の逆指値に触れるので、一気に損切りが約定していきます。
そうなると、それまでゆるやかな動きをしていた株価も
一瞬のうちに値が跳ね上がり(いわゆる踏み上げの状態)、
自分が設定していたよりもかなり高い株価で損切りされる事があります。
上のチャートで2200円で逆指値してたのに2230~40円で損切りされてる
なんて事も…
これをスリッページといいますが、
短時間で出来高が急激に膨れ上がった時にしばしば発生します。
よって損切りの逆指値を設定するのなら、
- 直近高値と同値に設定する
- 直近高値よりある程度遠い位置(1日2日では到達しない程度)に設定する
のどちらかではないかと僕は思います。
ただ、損切り設定の値を現在値から遠くする場合は
リスク低減のためにトレードするロットを下げる事が必須になりますが。
僕は上記に気付かず、本に書いてある通り、
買う時は直近安値のチョイ下に。
空売りする時は直近高値のチョイ上に。
真面目に逆指値注文を設定し続け、そしてことごとく狩られ続けました。
最近の僕の場合は、ほとんど逆指値注文をしなくなりましたね。
無駄な損切りにかかりたくないという気持ちもありますが、
1日の中で急激に暴騰、暴落する時は逆指値入れていたところで
どうせ手遅れになっている事がしばしばだし、
短期間で上がって下がるといういわゆる"いってこい"になっている事も
最近は多い気がするので、自分で様子を見て裁量で損切りしてます。
昔は損切りが受け入れられずどんどん深みにハマっていきましたが
今ではだいぶ冷静に損切りできるようになりましたので、この方法としています。
幸いにもまだこれで大怪我したことは無いです。
自分の決めたところで確実に切るのは
時にメンタル大きく削られて大変ですけどね。
こればっかりは人それぞれなので、実際に色々試してみてから
自分にあった方法を見つけたら良いのかなと思ったりします。