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売り長の銘柄は買いなの?情弱なりに分析
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こんばんは、きむきむです。

 

今日は株式投資における売り長の銘柄について、情弱なりに分析しました。

 


まず信用残高とは、信用取引を使って株の売買を行った際に
まだ決済せずに残っている株数を表します。


要するに、
信用買いをした人がまだ売らずに買いポジションを保持している株数
信用買い残
信用売りをした人がまだ買い戻しをせずに売りポジションを保持している株数
信用売り残
と呼び、 他の投資家(信用取引を使うのは主に個人)の売買動向が分かります。

 

さらに、その買い残を売り残で割ったものを信用倍率と呼び、
その数値の大小を見る事で将来の株価動向を予想する為の手がかりを得られます。
その際に売り残が買い残の数を上回っている(信用倍率でいうと1倍より小さい)状態のことを、売り長と呼びます。

 

信用取引は最長でも6ヶ月間しか保有を継続出来ず、それまでに必ず決済する必要があります。
なので売り残が多い銘柄の場合、近い将来に買い戻しの圧力がかかってくるかも?と考える事ができます。

 

その為、売り長になっていると「好取組銘柄」という事で一般的には買いだとみなされます。

 

本当に売り長銘柄が買いなのか、以下にパターン分けして書きました。

1.上昇続きの銘柄が売り長になっている時

 

上のチャートは太陽誘電(6976)の日足です。


2019年9月からしばらく、ほぼ押し目なく上がり続ける時期が2ヶ月以上続きました。


この急上昇により、信用売りが大量に入り、一気に売り長が加速しました。
この上昇が長くは続かないと思った個人が多くいたのでしょうか。

 

しかしこうなると、逆になかなか株価は落ちていきません。


そもそも株価をここまで上げているのは大口、いわゆる機関投資家です。
それに対して、個人が空売りで対抗している状況です。

 

さらに上昇は進み、空売り勢は含み損がどんどん膨らみ、耐えきれなくなった人達が続々と損切りしてきます。


売りの損切りは、買い戻し。これがまさに「踏み上げ」という状態ですね。

機関の上げに個人の買い戻しがさらに重なり、一気に上昇は加速していきます

 

こういう時は売り長、好取組なのがめちゃめちゃ効きます。
買いで入るのは大いにアリだと思います。

2.売り長銘柄が勢い良く下落を始めた時

 

次に見るのはこの銘柄、鎌倉新書(6184)。


ここ数ヶ月、ずっと信用倍率1倍以下の好取組銘柄になっています。


1ヶ月と少しの間、押し目なく上がり続けていましたが、最近でピークをつけた後一気に急落しました。


売り長だったにも関わらず、です。

おそらく、この急落により空売りしていた多くの個人が利確に走ったはず。

 

売り長だったらその利確圧力で再度上昇するんじゃない?と思ったりしますが、大口がそれを全て吸収してしまう程の売りを浴びせてきたら、株価は下がります。

 

また、信用取引では6ヶ月以内に決済しないといけませんが、
それ以外にも現引き、現渡しという反対売買でない決済方法があり、その場合は将来の売買圧力にはカウントされませんので注意が必要です。

 

あともう一つ。
いくら売り長といっても、その売り残が平均出来高に対して少なければ、株価に与える影響はあまりありません。
出来高に対して多いか少ないかも、見ておく必要があります。

 


そもそも売りが多く入る銘柄というのは、何かしらの原因があってそうなっているはず。


業績に不安がある、落ち目なセクター、など色々要因はありますが、
とにかく言えるのは、多くの人がその銘柄に対して株価が下がると予想しているという事です。


そういう銘柄が株価急騰し、空売り勢が踏まれる展開になるのは、
基本的に何らかのポジティブサプライズな材料が入ってこない限りほとんどありません


なので、ただ株価が落ちているだけの売り長銘柄を何も考えずに拾っても大して優位性はありません。

 

要するに言いたいのは、売り長だから買う!買い長だから売り!と単純に判断するのではなく、あくまで最終判断のための一つの材料と捉えるべきです。


チャートを見て現状の環境認識をした後に、売り買いどちらに優位性があるのかを考える必要がありますね。

 

株価の形を作るのは機関投資家。彼らと対抗してたら勝ち目はありません。
彼らが上下どちらに株価をもっていきたいのか、考えた上で、同じ方向に便乗するのが結局は一番重要なのかなと思います。

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