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銘柄分析 | ライフエンディングに特化!鎌倉新書
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こんにちは、きむきむです。

今回分析する銘柄は、鎌倉新書(6184)
会社名だけ聞くと、本屋?みたいな感じに見えますよね。

事業内容

ビジネスモデル

鎌倉新書はもともと、会社名の通り出版社でした。
仏教関連書籍を主に出版していましたが、インターネットの普及により事業形態を大きく変え、現在はライフエンディングサービスをメイン事業としています。

ライフエンディングサービスとは、人生の終盤を歩んでいるご高齢の方およびそのご家族へ向けて、終活情報をポータルサイトにて提供し、葬儀社や石材店などの業者とユーザーとをマッチングさせる事で成約報酬を得るビジネスモデルの事を指します。

日本における死亡者数、高齢化率の予想推移

日本社会の高齢化は今よりさらに加速し、死亡者数や日本総人口のうち高齢者が占める割合は今後確実に高まっていく事が予想されています。
上記ビジネスはそんな時代の流れに沿った内容となっており、年々注目度が高まっています。

 

他社との競合

競合他社は少ないです。
というより、この業界自体が盛り上がってきてあまり間もない分野であるため、競合というのをあまり意識せずにビジネスを展開出来ているようです。

また、昔から仏教関連、仏壇仏具関連の書籍を出版していた事から、葬儀・お墓・仏壇という3つの分野を一手に引き受けられるネットワーク網を有しており、その独自性は他社にはない強みと言えるでしょう。

業績

売上高の四半期推移

書籍の方は現状維持をしつつ、WEBサービスの方が順調に伸びています。
ただ、2019年の4Q、2020年の1Qで減少に転じているのが気になりますね。
その辺りを以下で見ていきます。

葬祭事業の業績推移

まずは葬祭事業の業績です。
紹介数は順調に右肩上がりになっていますが、単価がやや減少傾向にあります。
売上高が一時的に減少したのは、単価が減少したのが主因のようです。

日本の家族形態を見ると、核家族の割合が年々増えている等の関係で葬儀を簡素に済ますパターンが増えており、それが単価の減少につながっていると思われます。

お墓事業の業績推移

次にお墓事業の業績推移です。
こちらは単価減少がより顕著ですね。
ユーザーのライフスタイルや価値観の変化により、購入商品の小型化・低価格化が起きているのが原因ではないか、との事。

また、ここではグラフを省略しますが、
仏壇事業については成約率、単価ともにおおよそ横ばいで、紹介数が上昇傾向です。

 

ここまでをざっくりまとめると、以下のようになります。

・単価のある程度の減少は、時代の流れの関係上避けられない
・それを補うほどの紹介率増加が継続出来れば、売上拡大が見込める

 

直近の貸借対照表

直近の貸借対照表です。
売上が堅調に伸びているので財務状態は健全です。
最近オフィスを移転したという事で固定資産が増えています。

また、自己資金比率がめちゃめちゃ高いです。
とりあえず資金繰りで困っているという事は全く無さそうですね。

 

直近の株価推移

週足チャート

週足で見るとキレイな上昇トレンドになっているので、今のところは長期保有OKなチャートにはなっていますね。

ただ、見て分かる通り、短期的にはかなり上下幅が激しい動きをします。
高齢化絡みの銘柄という事で個人投資家からの連想買いを誘いやすいのか、期待値は高めで、2019年12月の時点でPERは128倍まで上がりました。

僕は以前から何度かこの銘柄を短期スイングトレードで売買していましたが、短期の急騰を捉えられた事もあれば、逆に急落に巻き込まれて損切りする事もあったりでトータルはほとんど利益無しです(汗)

このチャートだけ見れば、そんなジタバタせずに長期保有してるだけでよさそうですけどね。

現状では株価2000円辺りが心理的な抵抗帯になっていますので、そこをスッと抜けるとまた伸びが加速するかも?ですね。

今後の展開予想

主力事業の市場シェア

同社の市場シェアについては上記グラフの通りで、まだまだ成長余力を多く残しています。そのため、マーケティング次第でさらに大きく化ける可能性が十分あります。

顧客については現状まだ都市圏に集中している傾向があるので、地方の提携業者数の拡大がもう少し進めばその辺りも変わってくるでしょうね。

また、今後の業績が伸びるかは、紹介数がしっかり増加していくかが重要になってきます。

上述の通り、高齢化の加速により死亡者数・高齢者の割合が増えていくと思われるのでそこは見通し良好です。

後はポータルサイトを見てもらうために、ネット利用が今よりも高齢者に及ぶ必要があります。
ポータルサイトから問い合わせをするのは40~60代の方が多いとの事ですが、その年齢層をさらに取り込まないといけません。上のグラフは今後のネット普及率の予想推移ですが、現在のIT知識が備わっている人たちがこれから高齢者になっていくので、ネット普及率については将来さらに上がるでしょう。

材料次第で短期ではまた急騰するかも知れませんが、どちらかと言うとゆるやかに、年単位で成長していくタイプの銘柄だと思いますので、超長期でがっちり持ちたいという方にはうってつけかもですね。

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