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銘柄分析 | パンデミックで思惑加速!ブイキューブ
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どうも、きむきむです。

ここ最近、コロナウイルスが本領発揮している関係で、
大企業を中心にテレワークを推進する動きが強まっています。
働き方改革によりもともと注目されていましたが、ここに来て思惑が一気に膨らみ株価急騰したのが、
ブイキューブ(3681)です。

 

事業内容

事業はほぼテレワーク一本に集中しています。

  • Web会議をはじめとするコミュニケーションツール「V-CUBE」

・V-CUBEミーティング
画像処理技術が高く、ストレスフリーなコミュニケーションを実現。
また、デバイスを問わず、いつでもどこでも参加可能。
さらに音声を認識して自動で翻訳する機能までついているようで、高い評価を得ています。

引用元:ブイキューブ公式サイト

 

  • スマートワークブース「テレキューブ」

会議室が足りないという問題や、集中して仕事出来る空間が欲しいという悩みを解決。
駅などの公共スペースに、キューブ型の作業ブースを設置。
ネックとなっていた初期費用については、サブスクリプションにすることで
導入しやすくしています。

同社はこの導入についてブルーオーシャンと捉えているようで、
マス広告にて大々的にプッシュしていく方針のようです。

引用元:ブイキューブ決算資料

他社との競合

働き方改革、テレワーク。この2つのキーワードで見ると、ライバル会社は数多く存在します。
・グループウェアで国内シェアの高いサイボウズ(4776)
・テレワークソリューションを提供するソリトンシステムズ(3040)
・クラウドソーシングサービスを手掛けるクラウドワークス(3900)
などなど、探せばたくさんあります。

それらの会社とブイキューブを差別化するならば、
Web会議だけでなく、遠隔で作業指示を映像込みでできるソリューションも開発しているなど
映像を使ったコミュニケーションに強みがあるということでしょうか。

業績・財務

連結P/L

直近の決算資料です。
昨年と比べると、売上原価上昇の割には売上が振るわず、大幅減益となっています。
・原価上昇はVC事業(ウェブ会議に関するビジネス)によるロイヤルティ費用の一括計上により一時的に増加
・販管費はテレキューブのマス広告費用により増加

とのことで、これらはあくまで一時的なものとしていますが、
今までの業績を確認すると、ここ1年くらいはやや堅調に推移するようになったものの
それ以前は黒字をキープするのも厳しいような状態が続いていました。
経常利益マイナスでも、事業売却でなんとか黒字を確保する、なんてときもあったようです。

数年前というと、テレワークという言葉すら世間に浸透していなかったことを考えると、
無理ないかなとは思いますが。

売上高増減の内訳

直近の売上高としては、主力のWeb会議等のV-CUBE事業の伸びに加えて、
テレキューブについてもマス広告で宣伝したことにより増加してきています。

実績B/S

子会社のアイスタディを売却し、年度末の一時的な借入金返済をしたことにより資産縮小。
総資産に対する短期負債の割合は減り、以前よりは健全な状態になっています。

また、これにより自己資本比率は35.0%→43.2%になりました。

 

直近の株価推移

日足チャート

ここ数日で、出来高と株価の動きがとんでもないことになってますね。
2/26現在、PERは106倍、PBRが6.69倍。急激に跳ね上がりました。

  • まずは2/12の決算発表。

上で記載したとおり芳しくない結果だったため、翌日から急落。
一時は500円を下回るほどまで売り込まれました。

  • その翌週、2/16

首相官邸で行われた「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」で、
新型肺炎の感染拡大の対策としてテレワークを推奨したことから、
投資家の思惑が一気に膨らみました。
翌日、ストップ高。翌日は反動で売られました。

  • さらに、2/19

新型コロナウイルスの影響で中止や延期が発表されている様々なイベントに向け、
インターネットを活用したオンライン開催・完結が可能なライブ配信サービスを強化すると、同社が発表。
これが買い材料となり、再度急騰。

一時は株価1000円を突破するなど、完全に大荒れの様相を見せています。
売買が過熱したため、現在は新規売りと現引を一時的に停止されています。

コロナウイルス関連銘柄のブームが去りつつある中、
今度はこのテレワーク関連銘柄に投機マネーが集まってきたようです

てことは…この後どんな値動きをしているかは、なんとなく分かりそうですね。

 

今後の展開予想

テレワークは今後需要が高まっていくのは確実かと思いますが、
今すぐ浸透が進んでいくか?というのは少し疑問ですね。

もともとテレワークというのは働き方改革の中のキーワードの1つでしたが、
日本の中ではまだ本格的に導入しているところはかなり少数だと思っています。
それも一部の大企業。

中小企業はテレワークどころか、
働き方改革自体が思うように進んでいないというのが大多数になっているのが実情
です。
実際僕も中小企業に属していますが、まさにそんなイメージです。
なにか改革はしたいんだろうなとは思うものの、社員が実感を伴うほどのレベルにはなっていない状態。

テレワークが日本で本格的に普及していくには
・初期費用
・導入時の手間
・そもそも必要なの?というように、知らないが故の無関心

などなど、クリアしないといけない壁がいくつもあるでしょう。

ただ、今回のパンデミック騒ぎでも分かったように、
今後どうしてもテレワークせざるを得ないときが来るはず。
日本全体の企業がそれを自覚し、導入に向けて一斉に動き始めることになれば、
関連会社の業績も大きく変わっていくでしょうね。


ただ、テレワーク関連銘柄はそんな実情は関係なく、
はるか先の業績予想や短期の思惑が急激に織り込まれているように感じます。


当分は荒い値動きになることが予想されます。
このタイミングで投資するなら、ある程度痛い目にあっても良い覚悟を持ってからにしましょう。

長期で見据えて投資したいなら、パンデミック騒ぎが落ち着いてからの方が、
変な値動きに惑わされずに済んで良いと思います。

結論
①現状は強烈な思惑相場になっている。
この時期でのエントリーは投資ではなく投機。それでも良いなら荒波に飛び込め!

②テレワークというテーマ自体は将来有望。
好業績がついてくるのはこれから。
すぐに芽が出るとは思わないが、長期での成長を信じるならば保有するのは大いにアリ!

 

 

ちなみに・・・、ここの優待は「100株保有でテレキューブ利用券10000円分」とのこと。
これ、一部の人にしかありがたみがないのでは・・・笑
そんな還元するくらいなら配当を上乗せしてほしいですよね!

 

 

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