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生命保険は本当に不要なの?投資家として考える。
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どうも、きむきむです。

投資を始めたばかりの人は、資産運用にまつわる情報を得るために、
SNS、YOUTUBE などをよく見ますよね。
そこでよく見るのが

  • 生命保険はお金の無駄使い
  • 特に外貨建て保険は積立利率の割に全く増えていかないので最悪
  • 生命保険は全部解約して株式投資に集中するのが最も効率よくお金を増やせる
  • 積立保険に加入している奴なんて情弱だ

などなど、生命保険を辛辣にdisるような内容をけっこうよく見ます。
では本当に、生命保険は即解約が絶対に正しいのでしょうか?
少しマジメに考えてみました。

今回の記事は、僕のような妻子持ちサラリーマン寄りの意見であえて書きましたが
もちろん、これが正解というわけではないです。

こればっかりは人それぞれで考えが違うというのは重々承知していますが
こういう考えもあるんだよ 、という見方でゆるりと見てもらえたらと思います。

生命保険に対する投資家的視点

例えば株式投資をしている人からすると、生命保険に加入しているのは
とてつもなく無駄な行為だと思えるかもしれません。

掛け捨ては当然お金が返ってくることはないし、
積立保険にしても、解約返戻率が悪く
株式投資のリターンとは比べ物にならないほど低いことがほとんどです。

その中でもよく言われているのが、外貨建て保険。

引用先:メットライフ生命

上の図は1つの例で、メットライフ生命の外貨建て保険・ドルスマートSの解約返戻率推移です。
ここは積立利率の最低利率が3.00%と、通常の円建て積立保険と比べてかなり高い部類です。


ですが、外貨ゆえにドル購入コストを始めとする諸費用が色々とかかってきますので
実質利率はそれほど高くない上、序盤の解約返戻率がかなり低い (※1) ため、
支払った保険料の元本金額に戻るのには長い時間がかかります。

※1
積立とはいえ、あくまで”保険”なので、全額積立に充てられるわけではなく
一定の割合で保障部分に充当となるため

 


そんな理由のためか、投資対象としてはあんまりよろしくない。
そんなのに加入するくらいなら、必要最低限の掛け捨て保険だけ入っておいて
あとは株式投資に集中した方がより効率的にお金を増やせる。


という認識の方が多数いるかと思います。

生命保険の存在価値

ここでまず考えてもらいたいのですが
生命保険は何のために加入するのでしょうか。

もし自分が

  • 病気や怪我で働けなくなったら
  • 寝たきりになったら
  • 亡くなったら

そんな最悪の状況になっても、家族が露頭に迷うことがないようにしたい。

というのが大前提です。

万に一つのことかも知れませんが、それを無視せずに向き合うかどうか。

そこを考えた上で、以下を読んでみてください。

独身の人の場合

生命保険に加入する必要はほぼ皆無です。
自分が働けなくなったときのために、
自身に就労不能保険を掛け捨てで安く掛けておく程度で良いかと思います。

ちなみに僕は、会社に入社と同時にかかりつけの保険のおばちゃんに言われるがまま
終身保険を加入することになりました。
死亡時の保険受取人は父の名前にしていました…。
親に保険金あげてどうすんの?って感じですよね笑
完全に不要でした。


死亡保険をかけている独身の人がこれを見ているなら、すぐに解約しましょう
完全に時間とお金の無駄使いです。


そんなことでお金を使うくらいなら、株に集中投資した方が効率的です。
独身なら、もっとリスクを取っていいんです。

家族持ちの人の場合

一方、妻子持ちの家庭を考えるとどうでしょうか。

1つの例として、僕の家庭を例に挙げてお話しします。

  • 家族構成は 僕・妻・子供(0歳)の3人
  • 妻は専業主婦
  • 収入源は僕の労働収入1本


要するに、僕が現時点で働けなくなって、かつ保険に何一つ加入していなかったら終わりです。
現在の総資産も大したことなく、1年くらいで使い切ってしまう程度しかありません。

この状況を考慮すると、まず保険無しという訳にはいきません。
僕が就労不能になったとき、あるいは死亡したときの備えは最低限用意しておきたい。

また、株式投資に全力!というのも厳しいです。
一人であれば、株式投資で失敗し大きな損失を出したところで、被害は自分だけ。
なんとでもなります。

でも妻子がいた場合、それは取り返しのつかないものとなってしまいます。
家族全員に、しっかりご飯を食べさせないといけません。
子供が成人するまでは養育費も必要です。
そんな中で、自分の投資失敗のために家族共々ひもじい思いをさせるのだけは
何としても避けなければなりません。

そういった意味で、
妻子持ちの人がリスク資産に自分のお金の大半を入れるのは危険です。

例えば僕が最もポートフォリオの比率を高めている米国株では、
数十年レベルの長期投資をした場合、
年間の平均リターンは7%前後もあるというデータがあります。
僕はその実績が今後も続くとある程度見込んでいるから投資しているのですが
この数字だけを単純に見ていてはいけないと思っています。


米国株の年率リターン7%というのはあくまで机上の数字。
実際はどのタイミングで投資しているかで全く違ってきます。
例えば長期保有目的での株式投資を今年に入ってから始めた人の場合、
今回の暴落により、いきなり大きなマイナスからのスタートになっているはず。


株式相場というのは、おおよそ10年に一度くらいのスパンで暴落を繰り返しています。
実際、2020年3月現在もコロナショックにより株価は暴落中。
トランプ相場になってからのNWダウの上げ幅はこの1ヶ月間の下落で完全に帳消しになりました。

以下は、NWダウの月足チャートです。
上昇トレンドこそ描いているものの、所々で大きな暴落を経ています。


20年、30年という期間で投資を考えるなら確かにかなり高い確率で資産は増えます。
ですが、

  • 保険には未加入
  • 金融資産の大半は株式で保有

の状態で、僕がいなくなり妻と子供だけになった場合・・・
妻は投資経験無し。
当面の資金を工面するためにとりあえず株を売って現金化したい。
と、まさにそのときに今回のような暴落がまた来ていたら?
妻はしっかり資産管理できるのか?


前回のリーマンショックは100年に一度
今回のコロナショックはは1600億年に一度
とかいうふざけた報道がされてましたが、
結局は10年に一度という暴落サイクルからは大きく外れないタイミングとなっています。
もしかするとコロナウイルスがなくても、何かしら他の要因で暴落は起こっていたかもしれません。

なので、暴落はやはり定期的に来るんです。

それを踏まえて考えると、
積立保険は確かに投資パフォーマンスは株式投資に大きく劣るものの
長い目で見ると必ず元本を超えるリターンを得られる手堅い投資である
とも言えるのではないでしょうか。

まとめ

生命保険の要否については色んなところで論争が起きています。

投資パフォーマンスで考えると、確かに生命保険には加入すべきではありません。
最速で資産を増やしたいなら株式投資もしくは別の短期投資に集中すれば良いと思います。

ですがそれ相応のリスクもつきまとうことを忘れないようにしたいです。
もし最悪の投資結果になってしまったとき、どの程度まで許容できるのか?

ネットで見たからといって
生命保険に加入することはダメなことなんだ!すぐ解約しよう!
と思考停止して動くのではなく、

  • 今の資産
  • 家族構成
  • 自分の投資している対象
  • 自分の投資家としての性格

などを考慮しつつ、
もう一度自分にとって生命保険、積立保険は必要なのかどうか。
よく考えた上で判断して欲しいと思います。

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