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株式投資の出口戦略を考える!【低位株編】
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きむきむ
今回は、株式投資における「出口戦略」について語りたいと思います。
その中でも、僕が現在メインで取引している低位株に的を絞った内容で書いていきます。
よろしくお願いします!

 

出口戦略。

投資をやっている人は割とよく聞く言葉かと思いますが、実際これをしっかりと意識できているのは少数だという話を聞きます。

 

どのタイミングで買うか。これは全員が自然と意識すること。

ではどこで売り抜けるか?・・・この考えが抜けている状態でエントリーする人は非常に多いです。

 

株式投資において、この出口戦略なしに利益を積み重ねるのはまず無理です。

なので、各人がそれぞれ自分に合った出口戦略を考えておく必要があります。

というのも、出口戦略は投資スタイルによって色々とパターンが変わる為、一概には言えないのです。

答えは1つじゃない。

 

その中の1つの例として、僕が現在メインで行っている低位株投資に特化した内容で書いていきますので、宜しければ参考にしてみてください。

 

低位株の投資スタイル

出口戦略を考える前に、まず僕の投資スタイルの概要をサラッと紹介します。

僕の投資対象は主に、米国株と日本株。

その内の米国株は基本売らないので、当分の間は出口戦略を考える必要無し。

よってここでは、短中期で取引している日本株の投資スタイルについて書いていきますね。

 

きむきむの日本株投資スタイル

  • 低位株(株価500円以下が目安)だけを売買
  • ファンダメンタル分析&スクリーニングで候補銘柄を絞る
  • エントリータイミングはテクニカルから判断
  • 前提が崩れない限りは保有を継続
  • 前提が崩れたら速やかに利確もしくは損切り
  • 株価が下がったら買い増し、上がったら売ることを徹底する

 

現状僕が日本個別株の売買に使えるお金は、100万円にも満たない程度しかありません。

そんな少額でも銘柄数、株数ともに適度に分散して投資できるようにするため、低位株に的を絞っています。

また、低位株ならではの値動きの軽さに魅力を感じているというのも理由の一つです。

 

安く買って高く売るをベースとして考え、スクリーニング(自分なりに財務・業績でフィルターをかけてます)した銘柄から週足以上の長期足チャートで安値付近に沈んでいる有望な銘柄があれば、徐々に仕込んでいきます。

 

出口戦略:利確

今後の業績に期待が持てる銘柄

スパークスの株価推移(月足)

ここで例として紹介するのは、スパークス(8739)という銘柄。

上のチャートは月足ですが、あまり方向感のないレンジ相場が続いているように見えます。

今回のコロナショックにて、このレンジの下限付近まで落ち込みました。

 

ファンダメンタルは悪くなく、コロナ後の日本株全体の回復期にも乗って行けそうなこの銘柄としては絶好の仕込み時と考えました。

そこで僕は、170円付近から徐々に買い増していきました。

 

利確目標のラインは、レンジ上限の280円付近に設定。

 

今後の業績に期待が持てる銘柄なら、チャートとか関係なく長期で保有しておけば良いのでは?

 

と思う人もいるかと思いますが、ファンダ根拠でエントリーした際にも、利確したい株価のラインはある程度決めておくべきだと考えています。

 

直近高値、しかも月足ということは、そこには間違いなく強烈な売り圧力がかかるはずなので、僕は週足以上の長期足での目立った高値を利確ラインに設定することが多いです。

 

利益を限定してしまうのは悪手だと感じますか?

それでもこの場合は、170円で買って280円で売ると考えてるので利幅は+65%にもなります。月足ベースで利確目標を決めているからこそですね。

どこまでも伸ばそうと漠然とホールドしておくよりも、目標を決めておく方が、戦略を考えやすいと思います

 

また、ポイントとしては、その利確ラインに至る前の価格帯の時点で、徐々に利確していくということ。

利確ラインまで全く利確を進めなかったら、100株ホルダーとやってることが同じになってしまい、株を複数単元(200株以上)持っている意味がなくなってしまいます

 

利確ラインは決めつつも、実際にそこまで株価が上がるのかどうかは、当然分かりません。

なので、その途中段階でも積極的に利確していくのはかなり有効だと考えています。

ちなみに僕の利確戦略を簡単に書くと、こんな感じ。

170円で買った銘柄を、280円まで伸ばしたいと考えた場合、
利幅としては280-170=110円。
その半分の55円上がった225円付近で、保有株のうち半分ほどを利確。

 

というように、買うときと同様に利確についても何段階かに分けることで、

上昇逃しの機会損失、下落による損失ダメージを軽減しつつ、実際に下落したら再度安値で仕込むという非常にフレキシブルな売買戦略を展開出来ます。

 

これ、控えめに言ってめちゃくちゃ有利です。

 

ましてや、僕が扱っているのは不安定な低位株。

低位株って、値動きの軽さはいいのですが、ちょっとした拍子にドスンと簡単に株価が落ちることがしばしばあります。

”利益はとことん引っ張れ”理論は損小利大を考える際によく叫ばれていますが、この低位株投資についてはあんまり当てはまらない気がします。

 

思惑による急騰を期待して保有している銘柄

 

テンバガーを目指すのもいいですが、いいところで利確しておかないとまたすぐに株価が落ち込んでしまうことが多いのも低位株の現実。

どれだけ含み益が増えようが、一瞬の急落で買値まで戻されたなら、それは負けです。

金額というより、今までその銘柄に投資していた時間がそのまま無駄になってしまう。

 

と僕は考えているので、当分の間は利益が乗ってきたら積極的に利益を確定していきます。

 

また、低位株を保有する理由としては、業績というよりも今後株価が急騰するかもしれない好材料を期待しているパターンもあります。

僕のブログでよく取り上げていますが、以下のコムシード(3739)なんかがまさにそうです。

 

これだけ何回も記事に取り上げてはいますが、この銘柄を長期保有するつもりは正直サラサラありません。w

好材料が爆発し一気に株価が噴き上げたらすかさず利確して売り切るつもりです。

材料がなくならない限りは保有を継続するというだけです。

 

って感じで低位株と付き合っているので、僕の場合はどっちかというと、投資よりもトレードに近いですね。

 

出口戦略:損切り

次に考えるのは損切りです。

 

まず、僕の投資戦略では、何%下落したから損切りするといったルールは設けていません

投資を始めた当初は、5%下落で損切りというルールで一時期やっていたこともありましたが、あれは全くダメでした。

 

株式投資において、-5%なんて1日で当たり前に動きます。

要は、5%程度では狭すぎてすぐに損切りに引っかかってしまうのです。低位株なら尚更ですね。

結果、損切り貧乏の出来上がり。

これでは大負けはせずとも、負けがかさんで間もなくジリ貧になること必至です。

 

僕は、例え保有銘柄の内1つの株価が20%下落したとしても、全資金に対する損失額がさほど大きくないようなロットでしか取引しません。

もう少し嚙み砕いてお話すると、こういうことです。

全資産が100万円なら、1銘柄あたり最大でも20万円以下となるロットで保有。
としておけば、例え1保有銘柄の株価が20%下落しても、損失は4万円。
資産全体から考えると、致命傷とは言えないレベルに収まる。

というイメージで、許容損失幅を広くしておいた方が、守りも攻めも有利になると考えています。

 

 逆に言うと、5%程度の株価下落で心にダメージを受けるような損失額になっているとしたら、明らかにロットを上げすぎです

自分の身丈以上のリスクを取っている不健全な状態だと自覚してください。

個人投資家の負ける原因は大半これです。

 

さて、ここで僕が最近損切りした銘柄を紹介します。

 

アルバイトタイムスの株価推移(月足)

アルバイトタイムス(2341)です。

短期バイト関連の銘柄。これは月足チャートですが、なんともイマイチな形ですね。

今後しばらくは業績が厳しくなるとは感じていましたが、コロナショックにより雇用を切られた人が短期バイトに駆け込む需要がある程度発生するかも?と感じ、少しずつ安値で仕込むことにしました。

 

配当もつい最近までは3%後半あったので、株価が最悪上がるのに時間がかかっても配当をもらいながら耐えようと考えていました。

そんな考えで買い増しを続けていたある日。

先日5/22の大引け後、業績の下方修正の発表。赤字転落&無配転落という最悪のニュース

 

きむきむ
無配は流石に痛すぎる・・・!

 

市場はすぐに反応し、翌日は5%超の株価下落。

この時点で、

  • 業績悪化の度合いが想定以上にひどかった
  • 配当をもらいながら株価下落に耐えるという作戦も無に帰した
  • 月足チャートで見ると、現在値から安値までが深い。まだまだ下値を掘りそう

 

ということで、保有する理由がほとんどなくなりました。

翌日、保有株数の半分を即損切り。

残り半分も、その翌日に反発上げが無いことを確認してからさらに損切りしました。

 

上でも書きましたが、損切りをするのは買った時の前提条件が崩れたとき

 

保有している理由がなくなったと思ったなら、すぐに損切りすること。

根拠なく持ち続けていてもいいことはありません。

 

なおかつ、損切りは利確以上に反応を早くするべきだと考えています。

大事なことなので何度も言いますが、ダメだと思ったらとにかくすぐに切ってください。

 

損切りの失敗は利確の失敗よりも深刻です。

何故なら、利確の失敗は含み益がなくなるだけで済みますが、損切りの失敗は資産が実際に削られているからです。

 

血が出ているのをそのままにしておくと、打ちどころが悪くてそのうち死に至るかも知れない。

無駄に塩漬け株を作らない為には、それくらいに考えておいた方がいいです。

まとめ

今回は低位株を取引きする際の出口戦略について書きました。

しかし短中期で取引するという意味では、大型株を複数買えるくらい多くの資金を有する方々にとっても、使える考えがあったのではないかと思います。

 

もう一度言いますが、株式投資をするにはまず出口戦略ありきです。

出口戦略のポイント

  • 自分がなぜその銘柄を保有するのか、理由をはっきりと認識する。
  • 利確目標はある程度決めておいた方が良い。
  • 低位株は株価が急騰しても戻ってくることが多い。積極的な利確が有効。
  • 簡単に損切りに引っかからないように、許容損失幅を広く保てるロットを意識する。
  • 保有する理由がなくなったなら、即刻決済する。

 

2020年6月現在、株式相場はボーナスゲームのような上昇が連日続いていますので、適当に株を買っているだけでもある程度勝てている人が割といると思います。

 

問題は、その後に経済の実情を色濃く反映した後の展開。

 

そのときに投資家がうまく立ち回れるかは、各人が出口戦略を事前にしっかり構築しているかどうか。

それが出来ている人と出来ていない人。

両者の差が残酷なまでに広がる時期は、もうすぐそこまで来ているかも知れませんよ?

 

きむきむ
出口戦略を考えることによって、自分が納得いく投資ができるようになります。
自分にあった戦略を、ぜひ考えてみてくださいね!
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