

宝くじを買うべきか否か。
この世の中ですでに腐るほど論争が起こった話題だと思いますが、今回はあえてそのベタな話について、僕が思うことを少しマジになって書いてみます。
ポジショントークで極論をバシバシ書いていくので、ツッコミどころがあるとは思いますがお許しください!
目次
僕は宝くじを絶対に買わない
まず結論から言いますが、僕は宝くじを絶対に買いません。
すでによく知られている事実ですが、宝くじの当選確率自体が天文学的に低いということ。
これは確かにその通りです。
宝くじを買い続ければ、将来的に期待収支がマイナスになるのはほぼ確定です。
期待収支がマイナスになる対象には絶対に金を出さない。
これは、僕が以前にパチンコ依存から脱却する際に身につけた考えですw
まずこれが1つ目の理由ですね。
そして、もう1つの理由。
これが今回の記事の趣旨となりますが・・・
自分の経済状況が急変すると、人は不幸に向かってしまうため。
これに尽きます。
どういうことなのか?
これについて、以下より”物欲”というキーワードを使い、話を進めていきますね。
物欲とお金の関係性
最近、自分の物欲について考えたことはありますか?
僕は、自分の物欲が年々なくなってきていると実感しています。
投資を始めてから、なおさらそうなりました。
あなたが子供のころを、思い出してみてください。
あれが欲しい、これが欲しい。
今よりはるかに物欲にあふれた日々を過ごしていませんでしたか?
子供だったあの頃。
大人になった今と何が違うのか。
それは、手持ちのお金が圧倒的に少なかったということです。
子供に限らず、経済的に不自由な人というのは、普段からお金をあまり持っていないので、買いたいものがあっても我慢せざるを得ないことがしょっちゅうです。
欲しい!という感情をいつも抑えつけられている状態。
いわば欲求不満の状態ですね。
(こう書くと何故かエロく聞こえますが・・)
感情というのはゴムまりのようなもので、抑えつけられると反発する性質があります。
大人になって経済的に豊かになることで、買えるものが徐々に増えていきます。
人間というのは不思議なもので、
いつでも手に入ると分かったとたん、その対象についての興味を失ってしまう傾向があります。
つまり、人が持っている物欲と経済力の関係は、明らかに反比例していると言えます。
もし7億円があなたのものになったら
何がしたい?何が欲しい?
現在のサマージャンボ宝くじで言うと、一等5億円・前後賞1億円を合わせて賞金総額が7億円になるようですね。
宝くじを連番で購入していた場合、最大で7億円が1人の元へ届くことになります。
この7億円、もしあなたが当てたらどうしますか?
宝くじに当たったときの想像は、誰もがしたことありますよね。
良く出てくるのは、こんな感じでしょうか。
- クルーズ船を買って気ままに世界一周したい
- 海外に別荘が欲しい
- スーパーカーを買って乗り回したい
- 自家用ジェットが欲しい
女性の場合だと、美容や食の方に欲求があるのかも知れませんね。
まあなんにせよ、基本的には物欲にまみれたような妄想が真っ先に思い浮かぶものです。
もし本当に宝くじが当たったらこうなる
で・・・
お金の使い方を今まで大して勉強してこず、日ごろは常にお金のやり繰りに四苦八苦。
そんな人に突然、7億円が当たったらどうなるでしょうか。
今まで抑えつけられてきた欲望が、7億円を手にした事で一気に解放されます。
もう一度言いますが、欲望とはゴムまりのようなもの。
抑えつける力が大きいほど、強く反発します。
場合によっては、制御不能なほどに。
宝くじに当たったことで得られる反発力・解放感はおそらく想像を絶するほど強烈でしょう。
正常な思考状態はまず保てなくなるはず。
その結果、ほぼ上で書いた通りの物欲に忠実な、自分には全く釣り合っていない高すぎる買い物を繰り返してしまいます。
後先考えずに爆買いしまくり、贅沢の限りをつくし、金銭感覚は完全に崩壊。
一度上げた生活水準を元に戻すのは、非常に困難です。
そしてある日ふと気が付くと、多額の借金漬けになっている自分。
おそらく7億円を手にした事で仕事は辞めているでしょうが、そこからまた社会復帰できるのかも、かなり怪しいところ・・・。
要するに
宝くじで当たった人が逆に不幸になる話はよく聞きますが、
- 元々お金に対してほとんど無知だった
- 急激に生活水準を引き上げたことで金銭感覚が崩壊した
間違いなく、この両方が当てはまるはずです。
つまり、自分に見合っていないお金をいきなり手にすると、高い確率でこうなるんです。
でも僕が思うに、
例え現在の時点で多少裕福な暮らしをしていても、そしてマネーリテラシーが多少備わっている人であっても、
さすがに7億円という悪魔的大金を目の前にしたら、上で書いた通りの同じ運命を辿る可能性は十分にあります。
そう考えると、宝くじって逆に恐ろしくなってきませんか?
考え方によっては、宝くじに当たると社会的に死ぬかもしれないんですよ?
金持ちになりたいなら、相応の”器”が必要
僕だってお金は出来るだけたくさん、そして早く欲しいです。
でもそれと同時に、
そのお金を適切に扱えるほどの知識と器量も、高めていきたいのです。
例えばですが、
- 元ZOZO社長の前澤さん
- 実業家の与沢翼さん
といった資産家の方が、仮に保有資産ゼロの状態から7億円を手にしたとしたら頭のネジが飛んだりするでしょうか?
たぶんですが、いつも通りの思考回路を保っていられるはず。
それは、その大金をちゃんと扱えるほどの力がすでに備わっているからに他なりません。
これは行き過ぎな例えかも知れませんが、要はそういうことです。
自分が扱えるお金の量は、自分の中に持っている器の大きさによって決まる。
それ以上のお金は、器からあふれてしまって受け取れない。
しかしその器は、自分の努力次第で無限に大きくしていくことが出来る。
自分の器が大きくなったから、それに見合ったお金が得られる。
この順序が絶対だと、僕は考えています。

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